リディアンドミナントセブンススケールの仕組みと使い方

リディアンドミナントセブンススケールの仕組みと使い方

スケール編第11回目のレッスンは

リディアンドミナントセブンススケールの仕組みと使い方を解説します。

リディアンドミナントセブンススケールとは

リディアンセブンススケールと呼ばれたりするスケールです。

リディアンセブンススケールは
メロディックマイナースケールの4番目の音から始まるスケールです。

つまり、メロディックマイナースケールから派生するスケールになります。

リディアンセブンススケールの構成音は
名前の通りリディアンスケールの構成音であるM7度がm7度になっているだけです。
【R,2,M3,♯11,5,M6,m7】
リディアンスケールの構成音の覚え方は名前のままと覚えるのがコツになります。
ちなみにですが、
ミクソリディアンスケールの11thが♯11thになったと覚える方もいます。

リディアンセブンススケールの使い方は

一般的に裏コードやセカンダリードミナントコードで使います。

これはスケールのテンション音【9th,♯11th,13th】が
アボイドノートに該当しないためテンション音を一番配慮しなくて弾けるので
裏コードやセカンダリードミナントコードで弾く無難なスケールとして弾かれることが多いです。

CAGEDシステム(ケイジドシステム)によるホールトーンスケールの5つのポジションについて

■Cフォームのリディアンセブンススケール

リディアンセブンススケール_Cフォームダイアグラム

■Aフォームのリディアンセブンススケール

リディアンセブンススケール_Aフォームダイアグラム

■Gフォームのリディアンセブンススケール

リディアンセブンススケール_Gフォームダイアグラム

■Eフォームのリディアンセブンススケール

リディアンセブンススケール_Eフォームダイアグラム

■Dフォームのリディアンセブンススケール

リディアンセブンススケール_Dフォームダイアグラム

リディアンセブンススケールの応用的な弾き方

裏コードでリディアンセブンススケールを弾く場合、
減5度の関係にあるもとのセブンスコードで弾く
オルタードスケールを想定して弾くこともできます。

これは、オルタードスケールもリディアンセブンススケールと同様に
メロディックマイナースケールから派生するスケールであるため
裏コードでもとのセブンスコードをルートにしたオルタードスケールを弾くことができます。

例えば
「D♭7→CM7」というコード進行があった場合、
通常は裏コードであるD♭7コードではD♭リディアンセブンススケールを弾きます。
応用的な弾き方の場合は
裏コードと減5度の関係にあるもとのG7コードで弾く
GオルタードスケールをそのままD♭7コードで弾きます。
つまりD♭リディアンセブンススケール=Gオルタードスケール
ということになりますので、スケールの構成音は同じになるということです。

ジャズ上級者向けのリディアンセブンススケールの弾き方
マイナーコンヴァージョンについて

さらにリディアンセブンススケールはマイナーコンヴァージョンという
メロディックマイナースケールを想定した弾き方でも弾くことができます。

ジャズ初心者向けのサイトですので詳しくは解説しませんが、
一応参考程度に具体例を示します。

例えばC7コードでリディアンセブンススケールを弾く場合に
マイナーコンヴァージョンを使用すると
完全4度下(完全5度上)のGメロディックマイナースケールを弾くことになります。

マイナーコンヴァージョンについては私の著者本

マイナー・コンヴァージョン初心者でも使いこなす・実践メジャー&マイナー・ツーファイブフレーズ50個

で詳しく解説していますので
ジャズをある程度弾けるようになってからサンプル版を参照してみてください。

まとめますと
ジャズ初心者さんはリディアンセブンススケールは
裏コードとセカンダリードミナントコードで弾くスケールとして練習をすれば十分です。