ハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウ(ハンプ5)の仕組みと使い方

ハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウ(ハンプ5)の仕組みと使い方

スケール編第7回目のレッスンは

ハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウ(ハンプ5)の仕組みと使い方
を解説します。

ハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウは呼び名がたくさんあります。

フリジアンドミナントスケールミクソリディアン♭9、♭13スケールと呼ばれたりもします。
また、スケール名が長いので「ハンプ5」もしくは「Hmp.5↓」、「HP5」と省略して表記されることもあります。

ハンプ5の仕組みと構成音について

ハンプ5はハーモニックマイナースケールの第5番目の音から始まるスケール
になります。
つまり、ハーモニックマイナースケールのダイアトニックコードから派生する
コードスケールの一部ということになります。
ちなみにですが
ハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウという長い名前の由来は
まずスケール名を英語に直すと「Harmonic Minor Scale Perfect 5th Below」ですよね。
直訳するとハーモニックマイナースケールの完全5度下のスケールになります。

構成音の覚え方として

ミクソリディアンスケールの構成音の長2度と長6度を
半音下に下げたスケールと覚える方法があります。
つまり、ミクソリディアン♭9、♭13スケールと呼ばれる
別称で覚える方法があります。

ミクソリディアンスケールの構成音は
【R,9th,M3rd,11th,5th,13th,♭7th】
ハンプ5の構成音は
【R,♭9th,M3rd,11th,5th,♭13th,♭7th】
上記2つの構成音を比較すると覚えやすいと思います。

ハンプ5の特徴は

♭9度から長3度に短3度音程差がある所です。
これはハーモニックマイナースケールから派生しているスケールですので
ハーモニックマイナースケールが短6度と長7度に短3度音程差があったのと
同じ特徴があります。
あとは、オルタードスケールには5度がありませんでしたが
ハンプ5には5度がありますのでドミナントセブンスコードのコードトーンの全てが
スケールの構成音に含まれています。

CAGEDシステム(ケイジドシステム)による
5つのハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウのポジションについて

一応こちらもオルタードスケールと同様に
最終的に5つのポジションでハンプ5が
弾けるようになるのが理想ですがジャズ初心者の段階では
これを全てマスターしようとすると挫折しますので目を通す程度で大丈夫です。
最後に説明しているハンプ5の効率の良い練習方法
最初は練習するのをおすすめします。

■Cフォームのハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウ

ハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウ_Cフォームダイアグラム
開放弦を含むためオクターブ上に移動しています。

■Aフォームのハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウ

ハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウ_Aフォームダイアグラム

■Gフォームのハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウ

ハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウ_Gフォームダイアグラム

■Eフォームのハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウ

ハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウ_Eフォームダイアグラム

■Dフォームのハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウ

ハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウ_Dフォームダイアグラム

ハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウの使い方について

ハンプ5はメジャーのトニックコードに解決するⅤ7コードで使用する場合もありますが
マイナーのトニックコードに解決するⅤ7コードで使用するのが一般的です。

ハンプ5の効率の良い練習方法について

オルタードスケールと同様にスケールを5つのポジションで
スケールをそのままルートから順番に弾いても
ジャズのフレーズっぽさを聴かせることはできませんので、
ハンプ5の定番フレーズを覚えて
それをスタンダードの曲に当てはめてひたすら練習する方法をおすすめします。