アルペジオのポジションを限定してスタンダードを弾こう
- 2018.04.05
- コードアルペジオ編
- アルペジオのポジションを限定して弾く練習方法, ジャズアルペジオ練習方法
コードアルペジオ編の第14回目のレッスンは
アルペジオのポジションを限定してスタンダードを弾く練習方法を解説します。
ジャズギター中級者さん向けですので
ジャズギター初心者さんは流し読みしてください。
EフォームとAフォームだけでは対応できないということになります。
つまり、5つのコードフォームを使用しないとフレットを限定して
弾くことはできないということです。
ですので5つのコードフォームをまとめて復習したいとか
練習したい方にとって効率の良い練習方法になります。
では、アルペジオのポジションを限定してスタンダードを弾く練習方法を実際のスタンダードのコード進行でみていきましょう。
■アルペジオのポジションを限定してスタンダードを弾く練習例
6弦ルートから始まるEフォームです。
▽2小節目のF7コードのアルペジオは
5弦ルートから始まるAフォームです。
▽3小節目のB♭M7コードのアルペジオは
4弦ルートから始まるDフォームです。
▽4小節目のE♭M7コードのアルペジオは
5弦ルートから始まるAフォームの拡張バージョンになります。
メジャーセブンスコードの拡張フォームは紹介していませんでしたが
この機会に覚えてみてください。
▽5小節目のAm7(♭5)コードのアルペジオは
4弦ルートから始まるDフォームです。
▽6小節目のD7コードのアルペジオは
6弦ルートから始まるGフォームです。
▽7小節目のGm7コードのアルペジオは
5弦ルートから始まるCフォームです。
▽8小節目のG7コードのアルペジオは
5弦ルートから始まるCフォームです。
ケイジドシステムの5つのフォームが
満遍なく使用されているのがわかると思います。
スタンダードのコード進行でポジションを限定して弾く練習方法がおすすめです。
以上でコードアルペジオ編のレッスンは終了となりますので
次回のレッスンはリズムモチーフ編のレッスンに進んでください。