ジャズブルースをコードアルペジオのコールアンドレスポンスとターゲットノートを使ったアドリブソロを一から作る

上昇アルペジオと下降アルペジオの組み合わせでスタンダードを弾こう

上昇アルペジオと下降アルペジオの組み合わせでスタンダードを弾こう

コードアルペジオ編第11回目のレッスンは

第9回目で上昇アルペジオ、第10回目で下降アルペジオの練習をしてきましたので
今回は上昇アルペジオと下降アルペジオを組み合わせて弾く練習方法を解説します。

■枯葉のスタンダードコード進行8小節で
上昇アルペジオと下降アルペジオ組み合わせて弾く練習例

上昇アルペジオと下降アルペジオの組み合わせでスタンダードを弾く練習例_楽譜

1小節目のCm7コードのアルペジオは6弦ルートから始まるEフォームの下降アルペジオ
2小節目のF7コードのアルペジオは5弦ルートから始まるAフォームの上昇アルペジオ
3小節目のB♭M7コードのアルペジオは6弦ルートから始まるEフォームの下降アルペジオ
4小節目のE♭M7コードのアルペジオは5弦ルートから始まるAフォームの上昇アルペジオ
5小節目のAm7(♭5)コードのアルペジオは6弦ルートから始まるEフォームの下降アルペジオ
6小節目のD7コードのアルペジオは5弦ルートから始まるAフォームの上昇アルペジオ
7小節目のGm7コードのアルペジオは6弦ルートから始まるEフォームの下降アルペジオ
8小節目のG7コードのアルペジオは6弦ルートから始まるEフォームの上昇アルペジオ

上記の練習例から上昇アルペジオと下降アルペジオを組み合わせるだけで
一方向の単調なアルペジオから脱却できてフレーズの流れは良くなりました。

しかしこれだとまだ例えば2小節目と3小節目の繋がりが少しスムーズでないので
次のレッスンでルート以外からアルペジオを弾く練習をしていきます。

今回の場合ですと
3小節目を長3度から下降した場合_楽譜
3小節目を長3度から下降すると2小節目との繋がりがスムーズになります。