CAGEDシステム(ケイジドシステム)の仕組みを覚えよう
- 2018.04.02
- コードアルペジオ編
- CAGEDシステム, ケイジドシステム, ケイジドシステムの仕組み, 5つのコードフォーム
コードアルペジオ編第2回目のレッスンは
CAGEDシステム(ケイジドシステム)とは?
名前の通り5つの代表的なオープンコードのコードフォームの型のことをいいます。
Cフォーム
Aフォーム
Gフォーム
Eフォーム
Dフォーム
ケイジドシステムの利点は
同じフォーム(指板を押さえている形を保ったまま)平行移動して使うことができます。
ルートの位置だけを把握することにより、
そのルートのコードを何も考えずに弾くことができます。
つまり、構成音がどうなっているとか一つずつ確認しないで形でコードを弾くことができます。
ケイジドシステムのデメリットは
形で覚えてしまうため、コードの構成音の順番がどうなっているのか
あまり把握していない方が非常に多いです。
ですので
このデメリットであるコード構成音をしっかり覚えることにより
ケイジドシステムをコードアルペジオで利用することができます。
ケイジドシステムの名前の由来は?
CAGEDという順番はギターのCメジャーコードを基準にして、全部ルートCで5つのコードを
ローフレットから並べるとCAGEDとなるためこの順番で名前が付けられています。
AフォームのCメジャーコード:ルートの位置は5弦3フレット
GフォームのCメジャーコード:ルートの位置は6弦8フレット
EフォームのCメジャーコード:ルートの位置は6弦8フレット
DフォームのCメジャーコード:ルートの位置は4弦10フレット
上記のルートの位置関係から5つのコードフォームで
12フレット以降はオクターブの関係よりギターの指板上全てをカバーすることができます。
このコードフォーム(型)でジャズのアルペジオやスケールを把握すると
色々と効率が良いですので今回ケイジドシステムを紹介しました。
ただしアルペジオの場合は中級者向きではありますが
中間フォームとか同一弦上でアルペジオを弾く場合もあります。
ケイジドシステムだけですと縦にしばられてしまいますので
横で音を繋げたいときはケイジドシステムの型から外れて弾いたりもします。