『トライアドを利用した四和音コードの作り方』のYouTube動画アップしました

オルタードフレーズをストックしよう

オルタードフレーズをストックしよう

ジャズフレーズ集編第4回目のレッスンは

定番のオルタードフレーズのストックの仕方について解説します。

スケール編のオルタードスケールのレッスンで
オルタードスケールはスケールをただルートからそのまま弾いても
ジャズのフレーズにするのはかなりのジャズのセンスがいると書きました。
また、オルタードスケールは
定番のフレーズを覚えて実際のスタンダードに当てはめる練習をした方が
効率が良いということも書きました。

ですのでここではまず

定番のオルタードフレーズを覚えるコツを伝授します。

今回のレッスンで紹介する定番オルタードフレーズは4つです。

この4つのフレーズの特徴は2拍裏から全て同じ共通のフレーズになっています。

つまり、最初の1拍半だけを少し変化させているだけのオルタードフレーズになりますので
覚える所は前半の変化させている部分だけしっかり覚えれば定番のオルタードフレーズを
4つ覚えたことになりますので
ジャズ初心者さんでも簡単に定番オルタードフレーズをストックできると思います。

■定番オルタードフレーズ1

定番オルタードフレーズ1_楽譜
フレーズ構成音【R,♭9,R,m7,♭13,M3,♯9,♭9】
フレーズの最初の始まりの音がルートで♭9度を引っ掛けて
ルートからオルタードスケールで下降してきますが♭5度の音を飛ばしています。
【m7,♭13,M3,♯9,♭9】は4つの定番オルタードフレーズの共通フレーズになります。
譜面に示していませんが最後はG音を弾いて解決します。

■定番オルタードフレーズ2

定番オルタードフレーズ2_楽譜
フレーズ構成音【♭9,♯9,R,m7,♭13,M3,♯9,♭9】
♭9度から始まるフレーズで♯9度に上がってから
定番オルタードフレーズ1と同様にルートからオルタードスケールで下降してきますが♭5度の音を飛ばしています。

■定番オルタードフレーズ3

定番オルタードフレーズ3_楽譜
フレーズ構成音【♭9,♯9,♭9,R,m7,♭13,M3,♯9,♭9】
定番オルタードフレーズ2をモチーフにして最初を3連符にして♭9に戻ってルートに繋げています。

■定番オルタードフレーズ4

定番オルタードフレーズ4_楽譜
フレーズ構成音【♯9,♭9,R,m7,♭13,M3,♯9,♭9】
♯9度から始まるフレーズで一番定番のオルタードフレーズになります。
♯9度からオルタードスケールをそのまま下降しますが♭5度の音を飛ばしています。

定番オルタードフレーズの使い方について

定番オルタードフレーズの使い方_楽譜

4つのオルタードフレーズの着地する音がG音になるため
メジャートニックコードであるCM7コードの(5度)と
マイナートニックコードであるCm7コードの(5度)のどちらにも
使用できる万能フレーズになります。
上記の例は定番オルタードフレーズ1を例にしていますが他の3つも同様な使い方ができます。

定番オルタードフレーズの覚えるコツのまとめ

どれか一つ自分の気に入ったオルタードフレーズを覚えたら、
残りの3つは楽譜の青点線で囲まれている部分の違いだけを覚えれば良いことになります。
余裕がある方は、「2拍目頭のルート音にどう1拍目からフレーズを繋げるか」
まで捉えられるとさらに良いです。

一応2拍目頭から構成音は共通になりますが
ルートにスライドしたりプリングしたり、そのまま弾いたりと
ニュアンスも含めると2拍目裏から共通とした方が把握しやすいので
2拍目頭でなく裏から赤点線でまとめています。

ですのでルートの音をプリングで出した場合とピッキングで出した場合等の違いですので
厳密にそこまで分けなくて良いという方は2拍目頭から共通としても大丈夫です。

オルタードフレーズをスタンダードのコード進行に当てはめる練習は
ジャズアドリブトレーニング編で解説します。