ツーファイブワンフレーズ(251フレーズ)を枯葉のコード進行に当てはめて弾いてみよう
- 2018.05.12
- ジャズアドリブトレーニング編
- ジャズアドリブ練習方法, ジャズ初心者, ツーファイブワン練習方法
ジャズアドリブトレーニング編第7回目のレッスンは
ツーファイブワンフレーズ(251フレーズ)を当てはめて弾く練習方法を解説します。
ツーファイブワンフレーズ(251フレーズ)を当てはめていきます。
一応、フレーズを当てはめて弾く練習のここまでのステップをまとめておきます。
ステップ2:サブドミナントフレーズとドミナントフレーズだけを弾く
ステップ3:ドミナントフレーズとトニックフレーズだけを弾く
ステップ4:ツーファイブワンフレーズ(251フレーズ)だけを弾く
ジャズ初心者さんの挫折パターンとしていきなりステップ4から取り組もうと、
ステップ過程を飛ばしてしまうため、フレーズの途中で間違った場合、
上手く修正できず結局グダグダに毎回弾いてしまうため練習する意義がわからなくなり
挫折してしまうという方が多いのが現状です。
ツーファイブワンフレーズ自体が
一番基礎フレーズ(ステップ1)みたいな扱いにされているため
ジャズ初心者さんは
ツーファイブワンフレーズより基礎的なものはないと認識してしまうからです。
ジャズアドリブトレーニング編のレッスンのように分解してステップアップしていく
発想がそもそもないので仕方がないことです。
しかし、しっかりステップアップして練習してきた皆さんは
例えフレーズの途中で間違っても拍を見失うことなく対応することができるようになっていると思います。
では、ツーファイブワンフレーズ(251フレーズ)を当てはめて弾く実践例をみていきましょう。
■ツーファイブワンフレーズだけを当てはめて弾く例1
皆さんはもうお気づきかと思いますがステップ2とステップ3を組み合わせただけです。
フレーズに慣れているため取り組みやすいと思います。
■ツーファイブワンフレーズだけを当てはめて弾く例2
例えばサブドミナントフレーズを間違えて弾いてしまった場合、
ドミナントフレーズの拍頭からしっかり弾けるように練習してみてください。
3小節グダグダになんとなく弾くとかは意識してやらないようにしましょう。
人間ですから間違えて弾くこともあります。
しかし間違えた後の対応次第で印象は変わってきます。
フレーズを当てはめて弾く練習方法の解説は終了となります。
ジャズの定番フレーズを覚えた場合の対応として
定番フレーズを覚えたらそれでおしまいということではなく、
今回のレッスン例のようにアウトプットして初めて
自分のフレーズとして使えるようになってきます。
是非、自分の気に入っているフレーズや新しく覚えた定番フレーズを
ステップ1から順番にステップアップしながらチャレンジしてみてください。