ジャズブルースをコードアルペジオのコールアンドレスポンスとターゲットノートを使ったアドリブソロを一から作る

ツーファイブフレーズを枯葉のコード進行に当てはめて弾いてみよう

ツーファイブフレーズを枯葉のコード進行に当てはめて弾いてみよう

ジャズアドリブトレーニング編第5回目のレッスンは

ツーファイブフレーズを枯葉のコード進行に当てはめて弾く練習方法を解説します。

ジャズアドリブトレーニング編第4回目で
ドミナントフレーズだけを当てはめて弾く練習をしましたので
今回のレッスンではツーファイブフレーズを当てはめて弾く練習をしていきましょう。

第4回目のレッスンで使用したドミナントフレーズに
サブドミナントフレーズを追加するだけです。
トニックコードでは前回と同様に全音符で弾きます。
ここでは敢えてまだトニックフレーズは弾きません。
とにかくツーファイブの2小節に集中します。

ではツーファイブフレーズを枯葉のコード進行に
当てはめて弾く実践例をみていきましょう。

■ツーファイブフレーズだけ当てはめて弾く例1

まずは同じフレーズを繰り返し弾きます。
ツーファイブフレーズだけ当てはめて弾く例1_楽譜

※30小節目はドミナントフレーズのみになります。

ドミナントフレーズだけより忙しく感じると思いますが
慣れてくると演奏が楽しくなってきます。

最初はサブドミナントフレーズを間違えて弾くと、
たぶんジャズ初心者さんはドミナントフレーズで拍を見失ってしまうかもしれません。

これが覚えたフレーズを当てはめて弾くデメリットでもありますので、
リズムは常に意識してドミナントフレーズはしっかり小節頭から弾けるように練習していきましょう。

例えサブドミナントフレーズを間違えてもその後のドミナントフレーズがグダグダにならず、
しっかり弾ければ大丈夫とメリハリを付けて練習してください。

■ツーファイブフレーズだけ当てはめて弾く例2

次に色々なツーファイブフレーズを混ぜていきます。
ツーファイブフレーズだけ当てはめて弾く例2_楽譜

同じツーファイブフレーズに慣れてきたら、上記の例2のように
色々なツーファイブフレーズを入れて練習してみてください。

ただし、シンプルにコンセプトはツーファイブフレーズしか弾かないけど
色々なツーファイブフレーズを混ぜることにより
完璧に弾こうとしても結構難しいと思いますので、徐々に数を増やして練習してください。

今回はスペースの都合上、一個ずつフレーズを増やしたと仮定して
全部違うフレーズを当てはめた例を紹介しています。

ツーファイブフレーズの練習方法として

ただなんとなくツーファイブフレーズの伴奏に合わせて弾くより
実際のスタンダードのコード進行の伴奏に合わせて弾く方が
楽しみながら練習ができますのでオススメです。
是非、今回のレッスンのように色々なジャズスタンダードのコード進行の伴奏に合わせて
ツーファイブフレーズだけ弾く練習をしてみてください。