ドミナントフレーズとトニックフレーズを枯葉のコード進行に当てはめて弾いてみよう
- 2018.05.11
- ジャズアドリブトレーニング編
- ジャズ初心者, ジャズ練習方法, ドミナントフレーズとトニックフレーズを当てはめて弾く
ジャズアドリブトレーニング編第6回目のレッスンは
ドミナントフレーズとトニックフレーズを枯葉のコード進行に当てはめて弾く練習方法を解説します。
ツーファイブを当てはめて弾く練習をしましたので
今回のレッスンではドミナントフレーズとトニックフレーズに焦点を絞って練習します。
たぶん皆さんはレッスンの流れからツーファイブワンフレーズを当てはめて弾く練習かと推測したと思いますが、
確実に一つずつステップアップしていくためにはドミナントフレーズとトニックフレーズを
しっかり弾けるようになってからツーファイブワンフレーズに移行していきます。
そして着地して全音符伸ばしていた部分をトニックフレーズに置き換えます。
アドリブでドミナントフレーズで着地した音からトニックフレーズを
弾けるようになると色々と役に立ってきますので、
今回のレッスンでトニックフレーズを意識して弾けるようにしていきましょう。
では、ドミナントフレーズとトニックフレーズを枯葉のコード進行に当てはめて弾く実践例をみていきましょう。
■ドミナントフレーズとトニックフレーズだけ当てはめて弾く例1_楽譜
今回はフレーズ当てはめ練習も後半になりますので
たぶん、皆さんもドミナントフレーズに飽きてきたと思いますので
トニックフレーズは少しだけバリエーションフレーズにしています。
ただし、最初はドミナントフレーズは1個に固定します。
■ドミナントフレーズとトニックフレーズだけ当てはめて弾く例2_楽譜
ドミナントフレーズのバリエーションを少しずつ増やしていきます。
シンプルなフレーズでも十分機能しますので、簡単なフレーズから弾けるようにしていきましょう。
ドミナントフレーズとトニックフレーズの補足
ドミナントフレーズで解決した音からトニックフレーズを弾くと動きが出てきます。
ですのであまり動きを出したくないときは、無理にトニックフレーズを弾く必要はありません。
最終的にアドリブソロの流れで使い分けられるとベストです。
今回のレッスンはあくまで練習例ですので全てトニックフレーズを弾いていますが
実際のアドリブではバランスを考えながら感覚的にトニックフレーズを弾いています。
ジャズ初心者さんは今の段階ではバランスと言われても感覚がわからないと思いますので
最終目標として頭の片隅に入れておいてください。
まずは今回のレッスンの練習例のように
毎回トニックフレーズを弾く練習を徹底的にしてください。
トニックフレーズを毎回ちゃんと弾けるようになってくると
次第にトニックフレーズのバランスを考えるようになってきます。