ジャズブルースをコードアルペジオのコールアンドレスポンスとターゲットノートを使ったアドリブソロを一から作る

7度に半音下からアプローチしよう

7度に半音下からアプローチしよう

クロマチックアプローチ編第5回目は
半音下からアプローチのラストとしてコードトーンの7度にアプローチします。

枯葉の8小節コード進行の7度の音が何の音であるかは
コードトーン編の7度の位置を把握しようで確認してください

低音での7度はルートと干渉してあまり実践的でないので

・4弦と3弦での7度の把握
・2弦と1弦での7度の把握

の2つの例でレッスンしていきます。

今回はクロマチックアプローチが主旨ですので今までと同様に同じ音程の別ポジションまでは把握しません。

譜例1:4弦と3弦の7度の把握

4弦と3弦の7度把握

譜例2:2弦と1弦の7度の把握

2弦と1弦の7度把握

7度(コードトーン)の確認が終わったら
その7度(コードトーン)ターゲットノートにして
半音下のクロマチックアプローチを適用していきましょう。

譜例3:4弦と3弦の7度に半音下からクロマチックアプローチ

4弦と3弦の7度に半音下からアプローチ
4分音符で半音下からアプローチします。

譜例4:2弦と1弦の7度に半音下からクロマチックアプローチ

2弦と1弦の7度に半音下からアプローチ
8分音符で半音下からアプローチします。

半音下からクロマチックアプローチのまとめ

クロマチックアプローチ編第2回〜第5回のレッスンで
最終的に4和音の各コードトーンに半音下からアプローチする方法を
学んでいただきました。
クロマチックという要素が入るだけで少しジャズっぽくなるということを
実感したと思います。

さらにこれから先のレッスンで挟み込みアプローチやディレイドリゾルブ等を使用して
もっとジャズらしいフレーズに仕上げていきますので楽しみにしててください。

またコードトーンの把握もコードトーン編から練習してきていますので
大分見えるようになってきたのではないでしょうか?

コードトーンは実際にスタンダードのコード進行等
実践的に練習していく過程で少しずつ覚えていくのが一番効率が良いですので
是非、継続していきましょう。

クロマチックアプローチの基本である半音下からアプローチは
今回のレッスンで終了となりますので
次回のレッスンは挟み込みアプローチの使い方を解説します。