ジャズブルースをコードアルペジオのコールアンドレスポンスとターゲットノートを使ったアドリブソロを一から作る

ジャズで使う「クロマチックアプローチ」とは

ジャズで使う「クロマチックアプローチ」とは

クロマチックアプローチ編第1回目は

ジャズで表現するクロマチックアプローチの言葉の使い方や
基礎的なことをレッスンしていきます。

クロマチックアプローチとは

ターゲットノート(音)に対してアプローチすることをいいます。

ターゲットノートとはクロマチックアプローチされる対象の音のことで
主にコードトーンが対象になることが多いです。

そして、クロマチックアプローチは色々な種類パターンが存在します。
単純な半音下からターゲットノートに対してアプローチする方法から、
ダブルクロマチックという全音下から2音のクロマチックでアプローチしたり
ターゲットノートを挟み込んだり、ディレイドリゾルブという
解決を遅らせる方法など種類パターンが結構あります。

ですのでやみくもに覚えようとするのではなく
クロマチックアプローチのパターンの仕組みや使い方を
理解して実際に使いながら覚えていきましょう。
クロマチックアプローチ編では
4種類の基本クロマチックアプローチ方法を取り上げます。

クロマチックアプローチはビバップジャズに欠かせない要素です。
チャーリーパーカーをはじめ楽器問わずビバップジャズで
クロマチックアプローチを使わないジャズミュージシャンはいません
というくらい必須のテクニックですので
是非クロマチックアプローチ編でコツを習得してください。

また、クロマチックアプローチというテクニックは
ウォーキングベースラインでも欠かせない要素ですので
クロマチックアプローチを使えるようになると
今後ジャズを弾く上で色々とジャズの視野がひろがります。

クロマチックアプローチの専門用語の使い方について

例えばルコードトーンの3度の音をターゲットノートにして
半音下からクロマチックアプローチするみたいな感じで使います。
ですので先程軽く説明しましたがターゲットノートは
コードトーンのことを指すことが非常に多いです。

つまり、コードトーンのどれかをターゲットノートにして
クロマチックアプローチするという方法を覚えることにより
クロマチックアプローチの理解はかなり深まります。

また、複雑そうなクロマチックラインも分析してみると
あるコードトーンにアプローチするために
色々パターンを組み合わせて遠回りしていただけみたいな
フレーズの仕組みを理解できるようになります。

チャックローブとかマイクスターンのクロマチックアプローチとか分析すると
フレーズの規則性とか発見できてクロマチックラインの分析が楽しくなってきます。