トップのメロディを意識してドロップ2で枯葉のコード進行をバッキングしてみよう
- 2018.05.26
- バッキング編
- ジャズバッキング, トップのメロディを意識してバッキング, ドロップ2バッキング, 枯葉バッキング
バッキング編第4回目のレッスンは
前回のレッスンでもドロップ2コードを使用して
枯葉のコード進行をバッキングしましたが今回はコンセプトが違います。
トップの音がコモントーン(共通音)になっていたりして
トップの音があまり動かないことによりさり気ない
(あまり目立たない落ち着いた)バッキングでした。
トップの音を動かしていきます。
ドロップ2のコードでも使い方でバッキングの印象が変わることを
実感していただけたらと思います。
また、ドロップ2コードがコードメロディに適しているコードヴォイシングであることも
なんとなくイメージできるとコードメロディ編のレッスンも簡単に理解できると思います。
では、今回は4つのリズムパターンに当てはめていきますが
たぶん飽きてきたと思いますので、リズムパターンを組み合わせた例も紹介します。
コードヴォイシングが変わる場合は使用できません。
しっかり付点4分音符を弾いてから
そのまま8分音符を弾くのは物理上コード移動が間に合いません。
ですので、頭が付点4分音符から始まるリズムパターン1はコード移動がない場合に使用します。
■トップのメロディを意識してドロップ2でバッキング枯葉1_楽譜
小節数 | トップの度数 |
---|---|
1小節目 | m7度→R |
2小節目 | m7度→5度 |
3小節目 | R→M7度 |
4小節目 | M3度→M3度 |
5小節目 | R→m3度 |
6小節目 | m7度→5度 |
7小節目 | R→m3度 |
8小節目 | R→R |
各コードのトップの度数を把握していると、
メロディを簡単にコードでハモることができるようになりますので
この機会にコードのトップの度数も確認するようにしてみましょう。
■トップのメロディを意識してドロップ2でバッキング枯葉5_楽譜
トップのメロディを意識してドロップ2でバッキング枯葉2と4は
各自リズムパターンに当てはめてみてください。
■トップのメロディを意識してドロップ2でバッキング枯葉リズム組み合わせ例_楽譜
交互にリズムパターンを繰り返しています。
リズムパターンの組み合わせ方についてはバッキング編第7回目のレッスンで詳しく解説します。
ここではなんとなくリズムパターンを組み合わせて弾くことができるということを
実感していただけるだけで十分です。