ジャズブルースをコードアルペジオのコールアンドレスポンスとターゲットノートを使ったアドリブソロを一から作る

3度にディレイドリゾルブしてみよう

3度にディレイドリゾルブしてみよう

クロマチックアプローチ編第15回目のレッスンは

コードトーンの3度にディレイドリゾルブする練習例を解説します。

ディレイドリゾルブのパターンはルートのときと同じで

3度の「半音上→全音下からダブルクロマチック→3度」
と順番に弾きます。

では、実際にコードトーンの3度にディレイドリゾルブする練習例を
みていきましょう。

例.【3弦と2弦の3度】にディレイドリゾルブ

3弦と2弦の3度にディレイドリゾルブ譜例

F7コードの3度であるA音をターゲットにして
半音上からA音にそのまま直接半音上から解決するのではなく
A音を飛ばして全音下からダブルクロマチックで遅れて解決していますので
ディレイドリゾルブが使われていることがわかります。

同様にB♭M7コードの3度であるD音に半音上のE♭音から
直接ダイレクトに「E♭音→D音」と解決しないで
焦らして「E♭音→C音からダブルクロマチック」でD音に遅れて解決しています。

その他のコードも同じアプローチ方法になっていますので分析してみましょう。