ジャズブルースをコードアルペジオのコールアンドレスポンスとターゲットノートを使ったアドリブソロを一から作る

ペダルポイントとは?

ペダルポイントとは?

リハーモナイズ編第6回目のレッスンは

ペダルポイントについて解説します。

ペダルポイントはジャズのイントロとエンディングのリハモアレンジで
使用する場合が結構ありますので、
まずは仕組みだけでも理解できるように一緒に頑張っていきましょう。

ペダルポイントとは

数小節間の異なるコード間で同じベース音や同じトップの音を
固定するアレンジテクニックです。

同じ音が持続することにより、
他のセクションとコントラストをつけることができるようになります。

ペダルポイントとの方法として

ボトムのベース音をペダルとする場合と
トップのメロディ音をペダルとする場合があります。

ボトムのベース音をペダルとする場合は

分数コードのアイディアとしてベース音を持続させます。
土台となるベース音が動かないで
コードだけが変化するので結構雰囲気が変わります。
ベース音でペダルポイントする音は2種類のパターンがあります。

【トニックペダル】
キーのトニックの音をペダル音として鳴らし続けるパターン。
【ドミナントペダル】
キーの5度の音であるドミナントの音をペダル音として鳴らし続けるパターン
トップのメロディ音をペダルとする場合は

トップのメロディ音を固定してコードをハーモナイズします。
ヴォイシングが滑らかに聴こえるようになります。

ペダルポイントがジャズで使われる場面は?

ペダルポイントをイントロとエンディングで使用することが非常に多いです。
特に、ベース音をペダルとしたドミナントペダルは
イントロとエンディングの定番アプローチ方法ですので
どこかで耳にしたことがあると思います。

ジャズの演奏を聴くときにペダルポイントを意識して聴いてみてください。
ペダルポイントでリハーモナイズするときのアイディアとして参考になります。