「ガイドトーン(3度と7度)の仕組みを理解しよう」のYouTube動画アップしました

マイクスターン風ソロフレーズの分析

マイクスターン風ソロフレーズの分析

ジャズ巨匠ソロフレーズ分析編第7回目のレッスンは

マイクスターン(Mike Stern)風のソロフレーズを分析していきます。

マイクスターンの演奏スタイルは音を歪ませて、
マイナーペンタトニックスケールやメジャーペンタトニックスケールを混ぜた
ミックスペンタやブルーススケールでブルースロックみたいな感じで弾くスタイルから
リバーブやディレイが掛かったクリーントーンでビバップを弾くスタイルまで
幅広い演奏スタイルがあります。

今回は、ジャズのレッスンですのでビバップスタイルを分析したいと思います。
マイクスターンの複雑なクロマチックアプローチやドミナントフレーズを取り上げていきます。

■マイクスターン風ソロフレーズ1

マイクスターン風ソロフレーズ1_楽譜

Cm7【R,m7,M7,M6,m7,♭6,5,4,m3,2,4,2,m3

まず、5度をターゲットノートしてルートから2音でワンセットで
クロマチックアプローチしています。

ターゲットノートに対して2音でワンセットでクロマチックアプローチする方法は
パットメセニーとかも好んで使用する方法ですので覚えておくと便利です。

そしてそのままCナチュラルマイナースケールで下降して
最後にm3度のターゲット音に対して挟み込みアプローチでm3度に着地しています。

■マイクスターン風ソロフレーズ2

マイクスターン風ソロフレーズ2_楽譜

Cm7【R,m3,5,m3,4,m3,2,R,M7,M6,m7,♭6,5,4,M3,2,m3

さらにターゲットノートが増えています。
色々な種類のクロマチックアプローチで
それぞれのターゲットノートに対してアプローチしています。

一つのフレーズの中に複雑なクロマチックアプローチが組み合わされている
マイクスターンの難解なクロマチックラインです。

■マイクスターン風ソロフレーズ3

マイクスターン風ソロフレーズ3_楽譜

G7【m7,♭13,5,4,M3,5,♯9,♭9】CM7【5】

ハンプ5(HmP5)に♯9度が追加された「スパニッシュ8ノートスケール」のフレーズです。

■マイクスターン風ソロフレーズ4

マイクスターン風ソロフレーズ4_楽譜

G7【5,4,2,m3,M3,♭9,R,m7】Cm7【m3】

M3度をターゲット音にしてクロマチックアプローチしてからHmP5を弾いています。
HmP5にクロマチックアプローチを混ぜた例です。

■マイクスターン風ソロフレーズ5

マイクスターン風ソロフレーズ5_楽譜

G7【♭13,♭13,5,4,M3,♭9,R,m7】Cm7【m3】

マイクスターン風のHmP5フレーズです。

マイクスターン(Mike Stern)フレーズ分析のまとめ

マイクスターンのクロマチックアプローチは複雑ですが仕組みを理解できると
色々なクロマチックパターンのアイディアの勉強になります。

ターゲットノートの音がどれかを把握することにより
クロマチックアプローチのパターンを分析することができますので参考にしてみてください。