テンションコードの作り方

テンションコードの作り方

コードヴォイシング編第2回目のレッスンは

ジャズギターでテンションコードを作る方法を解説します。

コードヴォイシング編第1回目のレッスンで簡単に紹介しました

ガイドトーンに音を追加してテンションコードを作る方法を説明します。

教則本とかではギターの構造上最高6音までしか弾くことができないため
省略する音の順番を低音弦の5度→ルート音と説明していますが
ガイドトーンで考えるとこの低音弦の5度とルート音は最初から省略していますので、
どこを省略すれば良いか等、考えなくて済みます。

また、1音か2音、音を追加するだけですので
シンプルにテンションコードを作ることができます。

ガイドトーンは4弦と3弦にある「3度と7度」を選択します。

ですので4弦に3度の場合と3弦に3度の場合の2パターンで作ることになります。

4弦に3度の場合は5弦にルート音を足すことができます。
以下、5弦ルートのガイドトーンと表記します。
3弦に3度の場合は6弦にルート音を足すことができます。
以下、6弦ルートのガイドトーンと表記します。

ではまず、
ドミナントセブンスコードに使えるテンション音から考えていきましょう。

ドミナントセブンスコードに使えるテンションは

ナチュラルテンション【9,13】
オルタードテンション【♭9,♯9,♯11,♭13】

になります。

使えるテンション音を把握したら、
実際にテンションコードを作っていきましょう。

■6弦ルートのガイドトーンのドミナントセブンスコード

6弦ルートのガイドトーンのドミナントセブンスコード_コードダイアグラム

ガイドトーン:4弦に7度、3弦に3度

まず、2弦に1音追加してみましょう。
♯11度からm7度まで追加することができます。
5度はテンションではありませんが高音の5度はバッキングで使用しますので、一緒に覚えてしまいましょう。
もちろんm7度もテンションではありませんがこのコードの形も結構使用しますのでついでに覚えておきましょう。

次に1弦にも1音追加してみましょう。
ルート音から♯9度まで追加することができます。
5度と同様に高音のルート音はバッキングで使用しますので、一緒に覚えてしまいましょう。

■6弦にルートを足した場合

6弦にルートを足した場合_コードダイアグラム

6弦にルートを足すと自然と
5弦の5度が綺麗に省略されているコードになります。
ルートを追加すると複雑そうなコードにみえますがコードの構造はシンプルです。

ガイドトーンに1音か2音、音が追加されているだけ!
そして最後にルートを付けただけです。
■5弦ルートのガイドトーンのドミナントセブンスコード

5弦ルートのガイドトーンのドミナントセブンスコード_コードダイアグラム

ガイドトーン:4弦に3度、3弦に7度

6弦ルートのときと同様に2弦と1弦に音を追加してみましょう。

■5弦にルートを足した場合

5弦にルートを足した場合_コードダイアグラム

ルート音を追加すると結構お馴染みのコードがたくさんあると思います。

テンションコードの作り方総括

たったこれだけの作業でジャズで使用するたくさんのテンションコードが作れます。
省略する音を考えないのでジャズ初心者でも簡単にテンションコードが作れたと思います。

どうしても省略する音を考えながら作ろうとすると
コードの押さえ方も考慮しなくてはならないので大変ですが、
ガイドトーンに1音か2音足すだけならそこまでハードルは高くないと思います。