コードトーンの把握練習をするなら実践的な練習で身につけよう
- 2018.03.26
- コードトーン編
- コードトーン把握方法, コードトーン練習方法, ジャズギターレッスン, ジャズギター初心者
コードトーン編第2回目のレッスンは
将来的に効果があるということを解説したいと思います。
例えば
・CM7コード
・C7コード
・Cm7コード
・Cm7(♭5)コード
上記4つのコード構成音の把握練習をしていても
ルート音が変わってしまったら
また、一から把握し直すことになりますので不効率ですし
練習も単調であまり楽しくなく結局、途中で挫折してしまいやすいです。
しかしこの練習を
スタンダードのコード進行で練習すると
ルートが全部「C音」みたいなことが起きず
色々なルート音で色んな種類のコードも弾くことになります。
何より、コード進行に動きがあるので、
それぞれのコードの3度だけを弾いていても
結構セッション感覚で弾けることができますので楽しめます。
実際のスタンダードのバッキングトラックに合わせて
弾くことを最初のうちから経験していくとリズム感も付いてきますし
スタンダードを弾く楽しさを体感できるようになりますので
おすすめの練習方法です。
また、コード構成音の把握をコード進行の上で練習することにより
単体のソロでコードチェンジを表現することができるようになってきます。
弾くコードの構成音がかわりますので自然と単音のソロだけで
コードチェンジを表現していることになります。
コード感を身につけるシンプルな練習方法でもあります。
ですので、
コードトーン編では
コードの種類やルート音のバランスが良いスタンダード曲
枯葉のコード進行を使っていきます。
ループさせる形で練習していきます。
枯葉のコード進行は本来32小節ですが
いきなり全コード進行で練習しようとすると
それはそれでコードを追いかけるのが大変
になってしまいますので、
ある程度慣れるまで(このサイトではアドリブトレーニング編まで)は
8小節のコード進行をループして練習していきます。
では、次のレッスンからいよいよ枯葉の8小節のコード進行で
ルートを把握するトレーニングをしていきましょう。