ジャズブルースをコードアルペジオのコールアンドレスポンスとターゲットノートを使ったアドリブソロを一から作る

ガイドトーンを加えてコードメロディに奥行きをつけよう

ガイドトーンを加えてコードメロディに奥行きをつけよう

コードメロディ編第4回目のレッスンは

ガイドトーンを加えてコードメロディに奥行きをつける方法を解説します。

コードメロディ編第2回目で解説したステップ1の譜例にガイドトーンを追加します。

ガイドトーンを追加するだけですので、
ジャズ初心者さんでも簡単にコードメロディをアレンジすることができるようになります。

では、実際にコードメロディをアレンジする例として
「ステップ8」からみていきましょう。

■枯葉風コードメロディ_ステップ8

枯葉風コードメロディ_ステップ8_楽譜

ステップ8として
小節頭でハーモナイズしただけのシンプルなコードメロディの隙間(休符部分)に
ガイドトーン「3度と7度」を追加します。
ガイドトーンがコードメロディに対しての
「コールアンドレスポンス的な位置付け」になりますので
メリハリが付いてコードメロディに奥行きが出てきます。
■枯葉風コードメロディ_ステップ9

枯葉風コードメロディ_ステップ9_楽譜

ステップ9としてガイドトーンの弾くリズムに動きを付けました。
ガイドトーンをリズミックに弾くことにより
自分でバッキングしながらコードメロディを弾いてるような
一人二役で演奏しているように聴かせることができます。

コードメロディ編第4回目のレッスン総括

今回のアレンジ例のようにコードメロディのフレーズ構成はとてもシンプルでも
ガイドトーンを組み合わせることにより立体的に聴かせることができます。

全部のメロディをコードでハモるのもそれはそれで良いですが、
全部ハモらなくても工夫次第で高度な演奏をしているように聴かせることができます。

次のレッスンでは、さらにこのガイドトーンの部分の一部を
オブリガートに変更してソロギターっぽいアレンジに仕上げていきます。