ノンコードトーンのハーモナイズの仕方

ノンコードトーンのハーモナイズの仕方

コードメロディ編第3回目のレッスンは

ノンコードトーンのハーモナイズの仕方について解説します。

コードメロディ編第2回目のレッスンで
コード構成音をハーモナイズするコードトーンハーモナイズを学びましたので、
今回のレッスンではコードトーン以外の音をハーモナイズする
ノンコードトーンハーモナイズの方法をレッスンします。

ノンコードトーンハーモナイズの方法について

ノンコードトーンをハーモナイズする方法はたくさんありますが、
今回は代表的な3つの方法を紹介します。

・ダイアトニックコードアプローチ
・ドミナントアプローチ
・ディミニッシュアプローチ
ダイアトニックコードアプローチについて

名前の通りノンコードトーンを
ダイアトニックコードのコードを使用してハーモナイズします。

ドミナントアプローチについて

ドミナントコードを挿入してドミナントコードのトップの音で
ノンコードトーンをハーモナイズします。

ディミニッシュアプローチについて

ディミニッシュコードを挿入してディミニッシュコードのトップの音で
ノンコードトーンをハーモナイズします。

《ノンコードトーンハーモナイズの使い分けについて》

一般的に3つのアプローチの明確な使い分けはありませんが
アドリブで使いやすいアプローチは
ドミナントアプローチとディミニッシュアプローチになります。

ダイアトニックコードアプローチの場合は部分転調する曲の場合、
予めダイアトニックコードをたくさん把握しておく必要がありますので
アドリブでダイアトニックコードアプローチを使うにはある程度準備が必要になります。

では、実際に前回のレッスンの続きとして
「ステップ4」からみていきましょう。

譜例は前回のレッスンの続きになります。

■枯葉風コードメロディ_ステップ4

枯葉風コードメロディ_ステップ4_楽譜

ステップ4としてダイアトニックコードアプローチを使用しています。

B♭メジャーキーのダイアトニックコードを把握しておく必要があります。

D7コードは今回のレッスンでは取り上げていませんが
テンションコードによるノンコードトーンハーモナイズになります。

テンションコードでノンコードトーンをハーモナイズする方法もあります。
■枯葉風コードメロディ_ステップ5

枯葉風コードメロディ_ステップ5_楽譜

ステップ5としてドミナントアプローチを使用しています。

1小節目:Gm7コードに対してのドミナントコードはD7コードになります。

3小節目:F7コードに対してのドミナントコードはC7コードになります。

5小節目:E♭M7コードに対してのドミナントコードはB♭7コードになります。

7小節目:D7コードに対してのドミナントコードはA7コードになります。

全てのドミナントアプローチのコードは
トップのメロディに合わせてドロップ2コードの第一転回型でハーモナイズしています。

■枯葉風コードメロディ_ステップ6

枯葉風コードメロディ_ステップ6_楽譜

ステップ6としてディミニッシュアプローチを使用しています。
ディミニッシュアプローチが使える理由について

例えば1小節目のF♯dim7コードはD7(♭9)コードに置き換えることができます。
【D7(♭9)=D♯dim7=F♯dim7=Adim7=Cdim7】

つまりドミナントアプローチしたD7コードが使用できるということは
それに♭9thのテンションを足したD7(♭9)コードも使用できます。

ですのでドミナントアプローチとディミニッシュアプローチは
ほぼイコールの関係でもあります。

■枯葉風コードメロディ_ステップ7

枯葉風コードメロディ_ステップ7_楽譜

ステップ7としてドロップ3コードの5弦から始まるコードフォームのトップ省略コードを混ぜて弾いています。

ドロップ2コード以外のコードでもこの例のようにコードメロディを弾くことができます。

ノンコードトーンハーモナイズはディミニッシュアプローチを使用しています。

ドロップ3コードを忘れてしまった方は
ドロップ3の作り方と使い方を参照してください。

コードメロディ編第3回目のレッスン総括

ノンコードトーンハーモナイズは
その他にもクロマチックアプローチやディレイドリゾルブ等
色々なアプローチ方法がありますが
まずは、今回のレッスンで学んだ3つのアプローチを使えるようにしましょう。

この3手法だけでもコードメロディをかなり自由に弾けるようになりますので
今回のレッスンで学んだことを何回も復習して使えるようにしてください。

次のレッスンではコードメロディにガイドトーンを追加してより
コードメロディに味をつけていきます。