ジャズブルースをコードアルペジオのコールアンドレスポンスとターゲットノートを使ったアドリブソロを一から作る

ルートに半音下からアプローチしよう

ルートに半音下からアプローチしよう

クロマチックアプローチ編第2回目は

実際にクロマチックアプローチを枯葉のコード進行8小節に
使用して使い方を覚えていきましょう。
まず最初はコードトーンのルートに半音下からプローチする方法を学びましょう。

コードトーン編のルート把握の譜例をそのまま使用しても良いのですが、
コードトーン把握の復習として

・6弦と5弦でワンセットで8小節
・4弦と3弦でワンセットで8小節
・2弦と1弦でワンセットで8小節

をもう一度把握してから
そのコードトーンに対して半音下からクロマチックアプローチしていきます。

今回はクロマチックアプローチが主旨ですので同じ音程の別ポジションまでは把握しません。

譜例1:6弦と5弦のルートの把握

6弦と5弦のルート把握

譜例2:4弦と3弦のルートの把握

4弦と3弦のルート把握

譜例3:2弦と1弦のルートの把握

2弦と1弦のルート把握

ルート(コードトーン)の確認が終わったら
そのルート(コードトーン)ターゲットノートにして
半音下のクロマチックアプローチを適用しよう

譜例4:6弦と5弦のルートに半音下からクロマチックアプローチ

6弦と5弦のルートに半音下からアプローチ
最初は4分音符で6弦と5弦のルートに半音下からクロマチックアプローチします。

譜例5:4弦と3弦のルートに半音下からクロマチックアプローチ

4弦と3弦のルートに半音下からアプローチ
同様に4弦と3弦のルートに4分音符で半音下からクロマチックアプローチします。

譜例6:2弦と1弦のルートに半音下からクロマチックアプローチ

2弦と1弦のルートに半音下からアプローチ
最後は8分音符で2弦と1弦のルートに半音下からクロマチックアプローチします。
4分音符より勢いがあると思います。

音価が変わるだけでも
フレーズの聴こえ方が変わってきますので参考にしてみてください。

半音下という単純なアプローチ方法ではありますが少しジャズらしさを感じたと思います。