Just the Two of Us風コード進行に定番ジャズフレーズを当てはめて弾くについて
- 2024.03.19
- ジャズギターオリジナル教則本
- Just the Two of Us, Just the Two of Usアドリブ
『Just the Two of Us風コード進行に定番ジャズフレーズを当てはめて弾く』
を作成した動機について少しだけ紹介してみようと思います。
Just the Two of Us風コード進行は
ペンタトニックスケール一発でアドリブすることができますが
どうしてもジャズの歌いまわしが体に入っていないと弾けない(天才は除く)ので
ジャズっぽく弾きたい方に、この歌いまわしを効率良く身につけていただけたらなと
ステップアップ形式で構築してみました。
結構このジャズの歌いまわしが体に染みついているか、いないかだけで
たとえペンタトニックスケール主体のアドリブでも
ジャズらしく自然に聴かせることができる
個人的には重要な要素だと思っています。
ペンタトニックスケール主体のアドリブでも
ジャズっぽく聴こえるな~とか
みなさんは感じたことありませんでしょうか?
たとえその人がペンタトニックスケール一発で弾いていますと答えていても
ここの土台がしっかりしているので、ジャズらしく聴かせることができる秘訣だと
個人的には思っております。
ですので、ここの土台作りのための題材として
ぴったりなのがペンタトニックスケール一発でも弾くことができる
Just the Two of Us風コード進行というわけです。
本書のジャズの歌いまわしやコード進行を意識したアドリブの感覚を比較しやすいので
Just the Two of Us風コード進行を題材にいたしました。
本書をきっかけにコード進行に対する聴き方や
ジャズの歌いまわしの重要さが伝わってくれれば良いな~と思っております。
また、本書はAセクションだけのアドリブだけでなく
Bセクション、Cセクションもアドリブで弾くことをテーマにしていて
セクション同士のアドリブの繋げ方にも言及しておりますので
中級者さん以上の方も参考になる部分があるかなと思います。
AセクションからBセクションにどうアドリブを繋げるのかは
結構、単調さを改善する方法の一つのアイディアになると思います。
Just the Two of Usのメロディも
Aセクションの始まり方とBセクションの
メロディの始まり方を変えて変化させているので、
アドリブの音の始め方も
AセクションとBセクションで変化させてあげたほうが
アドリブの構成力としても一段上に上がるかなと思います。
曲によってセクションをまたぐアドリブが自由に
弾けるようになるだけでも全体の構成力が変わると思います。
以上が簡単ではございますが本書を作成した動機になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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