ウォーキングベースラインに和音を追加してみよう
- 2018.05.30
- ウォーキングベースライン編
- ウォーキングベースライン, ジャズギターでウォーキングベースライン
ウォーキングベースライン編第2回目のレッスンは
10パターンのウォーキングベースラインのパターンを学びましたので、
今回のレッスンではそのパターンに和音を付けて、
ジャズギターらしいウォーキングベースラインにアレンジしていきます。
ギターで単音だけでベースラインを弾くと若干物足りないですが、
少し和音が入るだけで雰囲気が変わりますので、
実際に弾き比べて体感していただければと思います。
では、実際にウォーキングベースラインの10パターンに和音を付けていきましょう。
まず、小節の頭で和音を弾きます。
今回弾く和音はシンプルにガイドトーンにルート音が付いた3ウェイコードを弾きます。
■ウォーキングベースラインに和音を付けた例1
■ウォーキングベースラインに和音を付けた例2
■ウォーキングベースラインに和音を付けた例3
シンプルなベースラインでも結構良い感じになると思います。
次に小節の頭で和音を弾かず、8分音符裏で和音を弾きます。
そして弾く和音は「ガイドトーン」のみを弾きます。
ルート音を弾かないことによりベースラインと独立して和音を弾いている
一人二役を演奏しているように聴かせることができます。
最初は少し弾くのが難しいかもしれませんので、ゆっくりなテンポで練習してみてください。
■ウォーキングベースラインに和音を付けた例4
■ウォーキングベースラインに和音を付けた例5
■ウォーキングベースラインに和音を付けた例6
■ウォーキングベースラインに和音を付けた例7
■ウォーキングベースラインに和音を付けた例8
■ウォーキングベースラインに和音を付けた例9
■ウォーキングベースラインに和音を付けた例10
ウォーキングベースラインのパターンを覚えようを参照してください。
ウォーキングベースライン編第2回目のレッスン総括
ウォーキングベースラインは前回のレッスンと全て同じベースラインですが
和音が付くだけでプロのジャズギタリストが実際に使用しているようなフレーズを
簡単に弾くことができるようになります。
いきなり今回のレッスン譜例のような和音が付いたベースラインのフレーズを
タブ譜で見ると複雑そうに見えてしまいますが、
前回の単音のベースラインの仕組みを理解した後に和音を付ける過程を学ぶことによって、
今回のタブ譜の例を見てもそんなに複雑そうなフレーズに見えなかったと思います。
しっかり順番通りにフレーズを組み立てていくことにより全然フレーズの見え方が変わりますので
私のレッスンではステップアップ形式で教えるようにしています。