リディアンセブンスフレーズをストックしよう
- 2018.04.28
- ジャズフレーズ集編
- リディアンセブンスフレーズ
ジャズフレーズ集編第9回目のレッスンは
通称リディアンセブンスフレーズを解説します。
リディアンセブンスフレーズは
裏コードの関係であるオルタードフレーズで代用する方法等を紹介します。
リディアンセブンスフレーズの特徴は
♯4(♯11)度の音を入れてあげることがポイントになります。
紹介するフレーズの♯4(♯11)度の音を意識して弾いてみてください。
■リディアンセブンスフレーズ1
フレーズ構成音【♯4(♯11),2(9),m7,♯4(♯11),2(9),m7,♯4(♯11),2(9)】
Dオーギュメントコードの構成音をシーケンス的に弾いています。
Dオーギュメントコードを弾くとC7(9,♯11)コードになります。
■リディアンセブンスフレーズ2
フレーズ構成音【♯4(♯11),5,M3,R,2(9),m7,6(13),5】
■リディアンセブンスフレーズ3
フレーズ構成音【6(13),m7,6(13),5,♯4(♯11),2(9),m7,5】
■リディアンセブンスフレーズ4
フレーズ構成音【6(13),♯4(♯11),5,6(13),5,♯4(♯11),2(9),m7,5】
■リディアンセブンスフレーズ5
フレーズ構成音【R,2(9),♯4(♯11),6(13),5,M3,2(9),R】
前半2拍はD7コードのm7度からアルペジオを弾いています。
後半2拍は「ソミレド」と弾いています。
■2小節_リディアンセブンスフレーズ1
フレーズ構成音【6(13),♯4(♯11),5,6(13),♯4(♯11),2(9),M3,♯4(♯11),2(9),m7,R,2(9),m7,♯4(♯11)】
4音固まりのシーケンスフレーズになります。
最後の音はリディアンセブンススケールの特徴音である♯4(♯11)度の音で着地して強調しています。
■裏コードリディアンセブンスフレーズ1
フレーズ構成音【6(13),5,♯4(♯11),M3,2(9),m7,6(13),5】
裏コードの関係であるもとのⅤ7コードのオルタードフレーズでⅡ♭7コードのフレーズに対応しています。
これはメロディックマイナースケールから派生するオルタードスケールとリディアンセブンススケールの♭5(♯4)度関係からリディアンセブンスフレーズとしてオルタードフレーズを想定して弾いていることになります。