ジャズブルースをコードアルペジオのコールアンドレスポンスとターゲットノートを使ったアドリブソロを一から作る

5度に半音下からアプローチしよう

5度に半音下からアプローチしよう

クロマチックアプローチ編第4回目は
コードトーンの5度に半音下からアプローチしましょう。

枯葉の8小節コード進行の5度の音が何の音であるかは
コードトーン編の5度の位置を把握しようで確認してください。

まず、クロマチックアプローチする5度の位置をギターの指板で確認をしていきます。

・6弦と5弦での5度の把握
・4弦と3弦での5度の把握
・2弦と1弦での5度の把握
今回はクロマチックアプローチが主旨ですのでルート、3度と同様に同じ音程の別ポジションまでは把握しません。

譜例1:6弦と5弦の5度の把握

6弦と5弦の5度把握

譜例2:4弦と3弦の5度の把握

4弦と3弦の5度把握

譜例3:2弦と1弦の5度の把握

2弦と1弦の5度把握

5度(コードトーン)の確認が終わったら
その5度(コードトーン)ターゲットノートにして
半音下のクロマチックアプローチを適用していきましょう。

譜例4:6弦と5弦の5度に半音下からクロマチックアプローチ

6弦と5弦の5度に半音下からアプローチ
ルートと3度のときと同様に始めは4分音符でアプローチしていきます。

譜例5:4弦と3弦の5度に半音下からクロマチックアプローチ

4弦と3弦の5度に半音下からアプローチ
こちらも4分音符でアプローチしていきます。

譜例6:2弦と1弦の5度に半音下からクロマチックアプローチ

2弦と1弦の5度に半音下からアプローチ
こちらは8分音符でアプローチしていきます。

ターゲットノート(音)の使い方等、大分理解できてきましたでしょうか?

言葉だと難しそうに感じますが、
実践してみると意外にそうでもないと感じていただけたら嬉しいです。

譜例4と譜例5は4分音符でアプローチしていますが慣れてきましたら
4分音符の部分を8分音符にして練習してみてください。