ガイドトーンの位置を把握しよう
コードアルペジオ編第1回目のレッスンは
ガイドトーンの仕組みはガイドトーンの仕組みを理解しようで
詳しく解説していますのでそちらで復習してください。
ガイドトーンは三和音や四和音と和音の作り方が違いますが
一応、2音の和音としてコードアルペジオ編の最初に入れました。
コードトーン編で把握した各コードの「3度」と「7度」を思い出しながら
ガイドトーンの位置を把握していきましょう。
まずは4弦と3弦のガイドトーンをすぐ見つけられるように練習しましょう。
4弦と3弦のガイドトーンのパターンは2通りしかありませんので
必ず覚えるようにしてください。
・「7度が4弦、3度が3弦」のパターン
それでは実際にガイドトーンの把握練習例をみていきましょう。
ガイドトーンの把握例1
枯葉のコード進行でバッキングするときの基本の位置になります。
ガイドトーンの把握例2
3小節目から開放弦になってしまいますのでオクターブ上に移動しています。
ジャズギター初心者でも
把握例1と把握例2だけでの和音で枯葉のバッキングに一応対応できます。
もちろんリズムパターンを変える必要はありますが音はこれだけでもバッキングできます。
詳しくはバッキング編で解説します。
ガイドトーンをソロで弾く練習例
ガイドトーンの和音をただアルペジオ風に分散して弾いているだけですが
ソロっぽく聴こえてくると思います。
さらにこの単音のソロにクロマチックアプローチ編で学んだクロマチックアプローチを
使用するとガイドトーンの音だけでも複雑なソロを作ることができます。
こちらの『ジャズスタンダードを「ガイドトーン」「クロマチックアプローチ」「リズムモチーフ」で弾く』
で枯葉のコード進行32小節を使用してガイドトーンにクロマチックアプローチした
実践例を解説しています。